こんにちは。 沖縄子育て良品です。
一年中暖かい沖縄。
そのため、日中の照りつける太陽は、お肌がじりじりと焼けるのが分かるほど。
海水浴など屋外で長時間を過ごすときはもちろんですが、公園やお散歩など少しでも外に出るときには、日焼け止めを塗ったり、 帽子をかぶったりと紫外線対策は欠かせません。
小さい赤ちゃんを持つママ必見!
日差しが強い沖縄で、知っておくと役に立つ紫外線対策をご紹介します♪
紫外線の種類
●UVA波
地表に届く紫外線のほとんどがUVA波。
日々の生活の中で皮膚に降り注いでいます。
長い時間をかけて肌の奥深くまで届き、シミや肌の老化の原因になってしまいます。
UVA波は雲もガラスも通り抜けやすいので、直接光を浴びなくても紫外線対策が必要です。
●UVB波
夏場に最も強くなる紫外線。
UVAより波長が短いため、表皮にダメージを与え、肌が赤くなるなどの炎症を引き起こしてしまいます。
肌が真っ赤に焼けたり、水膨れができてしまう「日焼け」の主な原因がUVBです。
●UVC波
オゾン層や大気などで吸収され地表には届きませんが、浴びると最も危ない紫外線です。
紫外線が強い時期
紫外線が多い月はいつだと思いますか?
なんとなく、気温が上がる7月、8月というイメージですよね。
全国的に4月ごろから徐々に紫外線が強くなり始め、5~9月にかけてピークが続きます。
一方沖縄は、4月にはすでに本州の初夏程度の紫外線量となり、5~10月初旬にかけて紫外線が多い状態が続きます。
沖縄では、UVAやUVBのピークは違いますが、一年を通して紫外線対策をしたほうが良いと言えます。
紫外線吸収剤と紫外線散乱剤の違いとは
日焼け止めには大きく分けると「紫外線吸収剤」と「紫外線散乱剤」の2種類あります。
●紫外線吸収剤
紫外線吸収剤は、お肌の表面で紫外線を吸収し、化学反応でエネルギーに変えて放出することで紫外線をブロックしています。
紫外線吸収剤は、紫外線を防ぐ力が強く、無色透明で塗り心地もなめらかなので使い心地が良いです。
しかし、紫外線の防御率が強い分、お肌への負担が大きいです。
また有機化合物のため、赤ちゃんや敏感肌の方になど、お肌が弱い方は特に注意が必要です。
●紫外線散乱剤
紫外線錯乱剤は、お肌の表面で紫外線を反射・拡散してお肌を守ります。
有機化合物ではないので、お肌への負担が少なく、UVAとUVBの両方が防げるのも特徴です。
紫外線散乱剤は白浮きしやすく、ベトベトしたりなどの使用感の悪さは、二酸化チタンや酸化亜鉛の白色顔料のためです。
最近よく耳にする「ノンケミカル」とは、紫外線吸収剤不使用の日焼け止めというものです。
「紫外線吸収剤」と「紫外線散乱剤」はどっちがいいの?
一般的にはSPF指数が高い方が良いという考えが広まったせいか、紫外線をあまり受けない方が日頃からSPF50などの強い日焼け止めを使う方が増えているように感じます。
お肌のことを考えると、あまり日差しを受けない日常用には「紫外線散乱剤」の日焼け止めがおすすめ。
しかし、海水浴やアウトドアなど強い日差しを受ける時は紫外線散乱剤の日焼け止めのみでは限界があります。
赤ちゃんや敏感肌の方は、紫外線散乱剤の日焼け止めをこまめに塗り直すのもいいかもしれません。
使用するシーンや場所、これらの成分をケースバイケースで使い分け、お肌に合ったものを選ぶことが日焼け止めの賢い使い方と言えそうです!
SPF、PAって何?
SPFは、サンプロテクションファクター(Sun Protection Factor)のこと。
主にUVB(紫外線B波)の防止効果を表す目安の数値です。
この数値は、紫外線を浴びた時に皮膚が赤くなるまでの時間を、どれだけ長く出来るかを表したものです。
紫外線をあたり始めてから日焼けをするまで、個人差はありますが15~20分と言われています。
その時、「SFP50」の日焼け止めを使うと【日焼けをし始めるのを50倍遅らせることができる】ということなのです。
つまり、SPFとは「効果を保つ時間」ではなく「紫外線の防御力」ということ。
SPFが高いほどお肌への負担はかかりますので、敏感肌の方はSPF24ぐらいの日焼け止めをこまめに塗り直すのがいいですよ。
通勤や散歩など1時間ほどの外出時はSPF35程度、レジャーやスポーツなど1時間以上屋外で過ごす時はSPF50以上を使うことをおすすめします。
PAとは、プロテクショングレイドオブUVA(Protection Grade of UVA)の略。
主にUVA(紫外線A波)の防止効果を表す目安の数値です。
+の数がUVAに対する効果を表しています。
「+、++、+++、++++」の4段階があります。
PA+ 効果がある PA++ かなり効果がある PA+++ 非常に効果がある PA++++ 極めて高い効果があります。
UVBは秋から冬にかけて減少するのに比べ、UVAは一番多いと言われる春以外でも年間を通して降り注いでいます。
シワやたるみが気になる方で、室内の窓際にいる方や外に出ることが多い方は冬も、しっかりUVケアをしたいですね。
知ってますか?日焼け止めの正しい塗り方
日焼け止めは、朝塗ったら大丈夫と思っていませんか?
日焼け止めは気づかないうちに、肌を手でこすったり、汗をかいて落ちてしまうんです。
日焼け止めの効果をしっかり出すためにも、2~3時間おきにこまめに塗りなおすことが大切です。
また、顔だけではなく首筋や耳の後ろ、あごやデコルテも忘れずにUVケアを!
おすすめの紫外線対策アイテム
プールや海水浴時、日焼け止めはもちろん塗りますが、UVカット素材で作られてた水着で楽々紫外線対策!
赤ちゃんや小さな子供でも着るだけでUVケアができます。
顔はもちろん、首回りまでたれがあるふんわりサンハットは、紫外線対策のほかに熱中症対策にもなります。
ノンケミカルの日焼け止めは、赤ちゃんから安心して使えるアロマの日焼け止めシリーズ。
赤ちゃんはもちろん、敏感肌の方にも使えるようお肌の負担を少なくしています。
石けんで簡単に洗い落とせるのもうれしいポイントです。