こんにちはオンラインスタッフの下地です♪
春ももう少しでしょうか。沖縄では曇りの続く冬から、晴れの日が増えてきました。ジメジメも復活です。
進級や入学でパタパタと忙しい季節ですね。
さて、私が使っている商品で『おきなわヘナ』があります。
ヘアカラーにヘナを使っている理由は沢山ありますが、大きくは地肌がピリピリせず体に優しいこと、自宅で簡単に染められることでしょうか。
環境にやさしいのもいいですよね。
そして昨年末から、この『おきなわヘナ』シリーズが大人気なんです。
ヘアカラーは安心安全なものを使いたい、そんな声の高まりでしょうか。
今回はそんな、髪にも環境にもやさしいヘナの魅力について書きたいと思います。

ヘナって?
ミソハギ科の植物でインドや中近東などの熱帯地方に多く自制する木です。このミソハギの葉を乾燥させて粉末にし、水で練って塗布することで染まる天然の染料として古くから利用されてきました。
特にインドや中東地域では、髪を染めるだけではなく、ボディペイントや伝統的な儀式にも使われてきた歴史があります。
どうして染まるの?
ヘナの葉にはローソンというオレンジ色の色素成分が含まれます。このローソンが、髪の主成分であるケラチンというタンパク質と結びつくことで、髪をオレンジ色に染めることができます。

髪がつやつやになるの?
ローソンはヘナの主要な色素成分ですが、髪の表面をコーティングし、髪にツヤを与え、紫外線などの外部の刺激から保護する効果もあります。
またヘナの葉の一部には、タンニン酸も含まれ髪のキューティクルを引き締め、ハリやコシを与えます。また、抗菌・抗炎症作用もあり、頭皮の健康を促進しフケやかゆみを抑える効果もみられます。
そのため、白髪染めだけでなく、若い方のトリートメントとしてのヘナ使いもオススメです。
ジアミンってなに?
一般的なヘアカラーでお肌が荒れたりかぶれたりして、ヘナ染めにたどり着く方も多いようです。
これは、ヘアカラーに含まれるジアミンが影響している可能性があります。
ジアミンとはヘアカラー剤に含まれる石油由来の化学物質で酸化染料の一種です。
正式名称「パラフェニレンジアミン(PPD)」は、呼吸器や皮膚に強いアレルギー反応を引き起こす可能性があり、人によっては皮膚のかぶれや、痒みを起こすことがあります。
天然の染料である、ヘナにはジアミンが含まれておらず、比較的安心して使うことができます。
※全くアレルギーがでないわけではありません。
化学物質が含まれていない天然の植物染料のヘナ、染めた後の排水も環境にやさしいといえます。
なに色に染まるの?
白髪染めにヘナを使う際、どのような色になりますか?とお問い合わせいただきます。
ヘナ染めは、元の髪の色にもよりますが、オレンジ色に染まります。
黒髪に染めたい方は、へナ染め後の髪に、こちらも天然の植物染料であるインディゴ染めを重ねることで、オレンジ色を打ち消し、深みのある黒髪やブラウンに仕上げることができます。
オイルを使うことのメリット
沖縄子育て良品では、ヘナ染めをする際にホホバオイルを使うことをおすすめしています。
ヘナを染める前に頭皮をマッサージすることで、血行が良くなり頭皮を健やかに保ちます。
ヘナは洗い流したあとは少しきしきしします。その後徐々に髪に浸透していきつややかになっていきます。
オイルを馴染ませることで染め上がりの髪のきしみを緩和します。
妊娠中のヘナ染めは?
ヘナは暑い地域に自生する植物です、そのためクールダウン効果があります。ヘナ染めをしていただくとわかるかと思いますが、体がとても冷えます。
そのため、体調がすぐれない時や妊娠中の方へのヘナ染めはオススメしていません。
おきなわヘナシリーズ
インドや中東の熱帯地域で生産されることが多いヘナですが、実は沖縄でもヘナが育つんです!
『おきなわヘナ』シリーズは沖縄県内の契約農家さんで作った、
無農薬の沖縄県産ヘナ100%の『おきなわヘナオレンジブラウン』
沖縄県産ヘナと沖縄県産ナンバンアイ(インディゴ)をまぜた『おきなわヘナブラウン』
を販売しています。是非お試しくださいね。
最後に
卒業式や入学式と式典参加が多い春は、ヘナをお買い求めいただくお客様も増える時期です。また、温かくなるので、ヘナ染めに新しく挑戦するにはとてもいい季節だと思います。
白髪染めはもちろん、頭皮や髪のダメージのリペアとしてもおすすめです。
ヘナ染め方法も配信していますので、併せてチェックしてみてくださいね。↓↓↓