沖縄子育て良品の人気商品、オリジナル木製お弁当箱シリーズ。
今回はなぜ当店がこの木製お弁当箱をお店に並べるようになったのか、木製お弁当箱にどんな思いがあるのかなどを、当店のはっぴぃ店長に聞いてみました。
きっかけはとにかく『美味しかったから』
ふと、自分の子どもたちに「プラスチックではないお弁当箱で食べさせたいな~」と思ったのがきっかけでした。ステンレスやアルミ、木製と色々試してみたところ、木製のお弁当箱に入っている食べ物が1番おいしかったので。
丈夫さから見るとステンレスやアルミかもしれませんが、お昼に食べ損ねて夕方に食べたお弁当も、木製で食べると本当においしかったんですよ!
木製お弁当箱は、湿度を適度に保つ為に「おひつ」のような役割をしているのかもしれませんね。
腐敗しにくいのも、木製ですし。
木製お弁当箱で『物を大切にする心』が育った?
木製お弁当箱は、ステンレスやアルミと比べるとお値段が高いこと。
そこで「良いものを大事に使う」ことを伝えよう!と思いました。
ウチでは夕食後のお茶碗洗いを子どもたちに交代でさせていました。
私が気に入って買った琉球ガラスやお気に入りのお茶碗を、子どもが滑って落として割ることは多く、何度か叱っていましたが、子どもの小さな手で一生懸命洗っていますし、泡で滑ってしまうのもまだ未熟な手では無理もないかと思い、その後は叱るのではなくめちゃくちゃ残念がるようにしました(笑)
そうしたら、子どもたちも気をつけて洗ってくれるようになったんですよ。
気が付くとほとんど割ることがなくなっていました。
手が慣れてきた事もありますし、気をつけて大事に洗ってくれるようになったのだと思います。
幼稚園や学童クラブにお弁当箱を持たせた時にも「木製」というのが割れたり
ひびが入ったりするものという意識が本人たちになく、乱暴に扱ってひびが入った状態で持ち帰ってくることもありました。
その時には、「木製は乱暴に使うとひびが入ってしまうこともあるし、木目に沿って割れてしまうこともあること」をよく説明しました。
一歩家を出てしまうと親の目も届きませんので何ともハラハラしますが、厚めのハンカチで包んだり工夫もして、今でも木製のお弁当箱を使っています。
以前ひびが入り(ぶつけてしまったのか)その後に衝撃で割れてしまったので今は2代目のお弁当箱ですが、大事に使ってくれています。
木製お弁当箱への思い
一番上の長男は就職し県外なのでお弁当は作ってあげられないのですが、高校生まで使っていたお弁当箱を今は次男が使っています。
長女は短大生で入学のお祝いには焼き文字で名前を入れてプレゼントしました。
県外の寮生活ですが自分でお弁当を作っているそうです。
何でもある現在ですが、使い捨ての感覚ではなく物を大事に使うこと、自然素材の良さを感じていくことも情操教育のひとつかと思います。
自然素材だからこそ、ひとつひとつ「表情」が違って個性があること、「デリケート」なところがあることなども学んでいけたらいいな~、という思いを持っています。